弊社(オーツーオーラボ)および外注などの社外スタッフが活用しているSEO対策に必要な分析などに使用する必須ツールをご紹介します。
私たちが使用しているSEOツールには無料ツールと有料ツールがありますが、今回は無料で利用できるツールのみをまとめて解説しています。
これらのツールはSEO対策だけでなく、WEBマーケ系の人にとってもほぼ必須と言える基本ツールになります。SEOなどに関心がない方でも、ネットを活用した集客などを考えている方は絶対に覚えておいてください。
絶対に必要な2つのSEO対策ツール(無料)
Google Search Console (サーチコンソール)
主に流入クエリ、クリック数、平均クリック率、平均検索順位を把握する目的で使用する。データをスプレッドシートなどにエクスポートすることで、色んなフィルターや並べ替えにより対策の優先順位などを決めやすい。
※クライアントサイトの場合、閲覧権限を依頼し付与いただく必要がある
Ubersuggest(ウーバーサジェスト)
主に関連KWをチェックするためのKWツール。ウーバーサジェストは無料版だと上位10位までのキーワード検索となるが、キーワードプランナーと同様の情報であり、より軽くまたフィルターも掛けやすくエクスポートもできるため非常に使いやすい。
以前はKWツールといえば、キーワードプランナーが主流だったが、Google広告で有料広告配信を月500円程度以上使っていないとキーワードプランナーの詳細な検索Vol.が表示されなくなったため、キーワードプランナーは使用しにくくなった。
またCromeの拡張にUbersuggestを追加することで、以下のような検索結果(SERP)の検索窓や右カラムにウーバーサジェストデータが表示されるため普段から重宝する。ただし仕事とプライベートを分けたいというタイプの方には拡張導入はオススメしない。
その他あった方が便利なSEO対策向け無料ツール
Google Analytics
Googleアカウントがあればすぐに使える無料ツールです。アクセス解析はもちろんのこと、流入経路などの基本的な情報も知ることができる。ただSEO対策には必須ツールではありません。SEO対策については、サーチコンソールさえあれば基本事足ります。
まとめ
無料の必須ツールは2つになりますが、このツールだけで実施できるSEO対策としては、
- 検索順位が低いKWや記事を特定する
- その記事の流入クエリ(サチコより)や関連KW(KWツールより)をチェック
- タイトル修正やコンテンツ(KW)追加によるリライトによるSEO対策を実施
という流れが有効な対策になります。
これが無料で実施できるSEO対策になりますが、実はこの方法だけでも、検索順位が上がる可能性が非常に高い強力なSEO施策になりえます。
ただし、実際にはKWを入れるコツや重複KWのチェックなど割と気にすべきポイントもあるので、ある程度のサイト記事全体の構成だったり、リライト対策の経験も必要になってきます。
今日の1問1答
Q.リライトする際に、タイトルと記事内の修正を同時に行った方がいいですか?
A.リライト数次第。リライト対象記事が少ない場合、記事本文の修正点も多い場合は同時に実施すべし。
リライト対象記事数が100以上ある場合は、一旦タイトル修正だけ一気に実施してその挙動を見ながら記事修正という流れが効率良いかと。